みなさんこんにちは!
MARBELL GYM代表の寺島です!
今回はダイエットにおいて食事に関する情報をお届けします!
まずは食事の順番について紹介します。
みなさんは食事の順番について意識された事はありますか?
健康面でよくサラダや野菜から食べると良いなど聞いたこともあるかと思います。
ダイエットにおいてはどうなのでしょうか?
理論的な面と現実的な面で分けて解説します。
・食事の順番について
理論上はタンパク質や脂質をメインとした物から食べる(炭水化物メインな食材を避ける)と急激な血糖値の上昇を避け、体脂肪の変換を少なくする事が出来ます。
またタンパク質や脂質を先に食べる事で満腹感が得られますので食べ過ぎの予防にも繋がります。
しかしながら実際はそれだけで痩せられるのでしょうか?
上記は結果的に食べる量が同一であれば痩せるも太るも大きく変わりません。
ダイエットにおいて1番大切なのは適切なカロリーを摂る事です。
炭水化物の食材にはGi値といってその食品が体内に入った際の血糖値の上昇度を数値化したものがあります。
ダイエットにはGi値を低い物を選ぶ事で痩せると理論的にはなりますがこれもカロリーが高ければ意味がありません。またその食材単体だけで食事をする事もなく他の食材も一緒に食べる(ご飯や小麦製品だけでなく肉や魚、野菜などの食べ合わせ)人が殆どかと思います。
この食べ合わせによってもGi値はまた変わりますので現実はこの点はあまり気にしなくて良いです。
私もボディメイクの大会に出る際、体脂肪一桁まで減量する時も炭水化物は白米をメインで摂っています。

・個体と液体におけるカロリーの違いについて
これまでダイエットにおけるカロリーの重要性について解説しましたが表示カロリーが同一でも実際に吸収されるカロリーが異なるケースがあります。
それは個体か液体かというものです。
これは食事誘発性熱産生というものが関わってきます。
食事誘発性熱産生とは簡潔にいうと食事をした際の咀嚼や消化・吸収のプロセスにも消費カロリーが発生するという物です。
そのため固形の食べ物(肉や魚、米など)を食べた時はゆっくり咀嚼しそして胃や腸でゆっくり消化され吸収される=その間も消費カロリーが発生しますが、プロテインやその他飲み物などの液体は咀嚼や消化というプロセスを飛ばして腸に直接届いて吸収されるため食事誘発性熱産生における消費カロリーは少なくなるという物です。
しかしこれもあくまで理論的な話にはなりますのでとても変わるかというとそこまで大きな変動はありません。
(いくつかの研究では朝と夜で食事誘発性熱産生における消費カロリーは2-4倍近く変わるとの事です。朝の方が高いというデータがでていますので午前中に多く食べると少しだけ変わるかもしれません)
現実的には1日の食事を全て液体から摂取する人は居ないかと思いますので。
ただダイエットの時には私も固形のもので食べるように意識します。
理由としては食事誘発性熱産生も多少はありますが、個体の方が消化に時間がかかるため満腹感が得られやすく空腹感を避ける事が出来るためです。
液体の場合は体感的にすぐにお腹が空きやすいため、私はダイエット中はあまりプロテインは飲みません。(好みなので空腹感は気にしないという方は飲んでも大丈夫です。)

いかがでしたでしょうか?
理論上だけでみると沢山気にした方が痩せる気もしますが、得られる効果が殆ど無かったり逆に気にしすぎる事でストレスになってしまう事もありますので出来る範囲で取り組んでみましょう!
まとめ
・食べる順番はあまり関係ない。
・ダイエットにおいて重要なのは摂取カロリー
・ダイエットの際は個体の食材の方がおすすめ