皆さんこんにちは!
代表の寺島です💪
今回は胸の筋肉の大解説をしていこうと思います!
胸の筋肉と聞くと性別によって想像されるイメージが違うと思います。
男性であれば男性らしい厚い胸板。
女性で有ればハリのある胸。
このようなイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか?
もちろんトレーニングすれば理想に近づける事は可能です!
しかし、トレーニングブームが少しずつ流行してきた昨今の日本では、間違った知識も出回っているみたいですので今回の記事で間違えないように覚えましょう!
この間違った知識は女性の場合に多いですが、胸のトレーニングをするとバストアップ出来るとイメージされる方も少なくないです。
しかしこれは間違いです。
胸の構造として胸の脂肪の下に筋肉があるため
その筋肉を肥大させれば大きくなると思いがちですが殆ど変化しません。
大胸筋は鎖骨の下を胸骨を中心に横に広がっています。
女性の理想とする胸の膨らみは鎖骨の下から始まって無いですよね?
大胸筋を鍛えたとしても鎖骨の下から繋がっている筋肉が鍛えられるので、胸の筋肉と胸の脂肪の位置の関係的に、鍛えたとしても大きく見えないのが現実です。
また、女性の指す胸は脂肪の塊の事を指されると思います。
女性の指す胸の大きさは脂肪で形成されているため大胸筋を鍛えても脂肪は増えません。
また部分的な問題として、バストを大きくしようとして大胸筋ばかり鍛えているとその筋肉周りの血流などが促される効果もあり、胸の脂肪が落ちやすくなってしまいます。
またたるみにつきましても基本的に胸の脂肪は靭帯で支えられているためその筋肉鍛えたとしてもあまり効果はありません。
では女性が胸のトレーニングをするメリットはあるのかと思いますよね?
ちゃんと有りますのでご安心ください!
まず女性が胸のあたりで気になる部位として
デコルテのラインが気になる方が多いかと思います。
こちらは胸のトレーニングをする事で、血流を促し脂肪を減らし筋肉がつく事でデコルテのラインをスッキリ見せる事が可能です!
また筋肉の体積も大きいため、鍛える事で代謝の促進につながります。
更に意外かもしれませんが猫背の改善にも効果的です。
大胸筋の筋肉が普段使われない事により筋肉が凝り固まっている影響で、胸を張るという動作が上手く出来ない方も少なく有りません。
大胸筋を鍛える事で自然に胸を張れるようになり、背中が丸くならないようになります。
いかがですか?
バストアップなどができないと聞いて、がっかりしてしまった方も居たかもしれませんが、人間も生物ですので完全では有りません。
嘘を伝えても仕方ありませんので、私は真実をお伝えしました!
トレーニングで得られるメリットも沢山有りますので前向きに頑張りましょう!!
男性でも脂肪が付きすぎてたるんだ胸に悩んでいる方もいるかと思います。
こちらはご安心ください!
大胸筋を肥大して胸の脂肪を無くす事で、男性らしい胸板をゲットする事ができます!
このように男性女性で理想とするものが異なり、またどこまでがトレーニングする事で改善されるかという点も変わってきますのでしっかり正しい知識を身につける事が大切ですね。
では大胸筋の構造や種類・役割について簡単に解説していきます。
大胸筋の構造について
【大胸筋】
胸についている筋肉です。
扇のような形状をしており肩関節に繋がっています。
腕を体の内側に動かしたり、腕を広げる動作や強制吸気をする際の呼吸を補助する筋肉の一部でもあるため重要な筋肉です。
大胸筋は「上部」「中部」「下部」の三つの構造に分かれており動作によって作用が異なるため鍛える方法もそれぞれ異なりますので順番に解説していきます。
【大胸筋上部】
鎖骨に隣接していて大胸筋の中でも上に位置する部分です。
主に腕を降ろした状態から前方から上の方向に上げる際に作用します。
日常的にはあまり使われにくいですが、物を両手で持ち上げて上に乗せる際などに使われます。
【大胸筋中部】
大胸筋中央に位置しており、大胸筋の殆どを占めます。
腕を横に開いた状態から体の前で閉じる及び開く際に作用します。
日常的には封がされている袋を両手で開ける時などに使われます。
【大胸筋下部】
大胸筋の下の方にあり、腹直筋などの筋肉に隣接します。
腕を下方に伸ばして押し出す際に作用します。
日常的にこちらもあまり使われにくいですが、両手で壁を乗り越える時(跳び箱など)に作用します。
大胸筋のトレーニング方法(筋トレ方法)
【大胸筋上部のトレーニング方法】
大胸筋の上部のトレーニングにはスミスマシンを用いたインクラインベンチプレスという種目がおすすめです!
インクラインベンチプレスとは通常のベンチプレスとは異なりベンチ台の角度を30-60度程上げた状態でベンチプレスを行います。
角度を上げて座り、真上に上げる事で大胸筋の上部が作用し鍛える事が可能です。
また、インクラインベンチプレスはフリーウェイト方式で行う事も可能ですが、スタートポジションに持っていく時や終了時にラックに戻すのが難しいためスミスマシンを用いて行う事をお勧めします。
MARBELL GYMではスミスマシンが搭載された5in1ラックを置いてありますのでしっかりトレーニングが可能となっております!
【大胸筋中部のトレーニング方法】
大胸筋の中部にはダンベルフライがオススメです!
ダンベルフライはベンチ台の上に仰向けに寝そべり、両手にダンベルを持ちます。
下の写真のようにダンベルを胸の中央から外側に開き角度を90度〜110度程になるまで開いて下に下ろします。
そのまま中央に寄せるように上に持ち上げる事で大胸筋の中部に作用して鍛える事が可能です。
MARBELL GYMではベンチ台と1kg単位で変更可能な3-32kgまで対応しているダンベルがあるため細かく鍛える事が可能となっております!
【大胸筋下部のトレーニング方法】
大胸筋下部におすすめな種目はディップスです!
ディップスという種目は肩幅程ある2本のバーを腰から腹部ほどの高さに来るように合わせます。
そのバーを上から両手で掴み体重をかけて上から自分の体が宙に浮くようにします。
そのまま上半身を前傾して体を上下に動かす事で大胸筋下部の作用が働き鍛える事が可能です!
こちらの種目は慣れるのにとても難しいため、最初は補助台が付いているアシスト付きディップス台からトレーニングする事をおすすめします!
MARBELL GYMではアシスト付きのディップスマシンを設置してありますので初心者の方でもトレーニング可能となっております!
いかがでしたでしょうか?
大胸筋という一つの筋肉でも「上部」・「中部」・「下部」と分かれていてそれぞれのトレーニング方法があるなんて筋肉も複雑ですよね!
正しい知識を身につけてトレーニングに取り組みましょう!
【まとめ】
・大胸筋を鍛えてもバストアップの効果は望みにくい。
・大胸筋を鍛える事でデコルテのラインを綺麗にしたりスッキリした印象にできる。
・大胸筋は「上部」・「中部」・「下部」の構造に分かれて形成されている。
・「上部」には斜め上方向に上げる動作、「中部」には腕を広げて閉じる動作、「下部」には下方に押す動作によって作用しそれに類似したトレーニングを行う事で鍛える事が出来る。
次回は背中について紹介しますのでお楽しみに!
今回の記事を読んで直接勉強したい、トレーニングについて教わりたいという方!
八王子 パーソナルジムでお探しの方はMARBELL GYM八王子までお越し下さい!