みなさんこんにちは!
八王子 パーソナルジム MARBELL GYM の寺島です。
今回はトレーニングに励む方なら誰でも意識してほしい「関節の健康」をテーマにお話しします。
筋肉を鍛えることはもちろん大切ですが、その力を発揮するためには関節がスムーズに動くことが欠かせません。膝や肩、腰などの関節を傷めてしまうと、トレーニングどころか日常生活にも影響が出てしまいます。そこで今日は、関節に負担をかけないトレーニング方法、関節を支える筋肉の鍛え方、そして関節に良い栄養素について徹底解説していきます。
1. 関節に負担をかけないトレーニング方法
① 正しいフォームを守る
関節の怪我の多くは、フォームの崩れから起こります。例えばスクワットで膝が内側に入ってしまう「ニーイン」や、ベンチプレスで肩が前に出てしまうフォームは、関節に大きなストレスを与えます。
鏡や動画でフォームを確認する習慣を持つことが予防の第一歩です。
② 適切な負荷設定
重すぎる重量を扱うと、筋肉だけでなく関節や靭帯にも過剰な負担がかかります。特に初心者は自分の筋力の70〜80%程度の重量から始め、徐々に負荷を上げていくのが安全です。
③ 関節を温めるウォームアップ
トレーニング前に軽い有酸素運動や関節の可動域を広げる動的ストレッチを行い、関節液(潤滑液)の循環を良くしましょう。これにより関節表面が滑らかに動きやすくなります。

2. 関節周りの筋肉を強化するエクササイズ
関節は骨と骨のつなぎ目ですが、それを安定させているのは靭帯や筋肉です。関節周辺の筋肉を鍛えることで、衝撃吸収力が高まり、怪我予防につながります。
① 肩関節を守るエクササイズ
- インターナル/エクスターナルローテーション(ゴムバンドやケーブルで行う)
肩の回旋筋腱板(ローテーターカフ)を鍛え、肩の安定性を向上します。 - Y・T・Wエクササイズ
肩甲骨周りを動かすトレーニングで、猫背や肩の不安定感を改善。
② 膝関節を守るエクササイズ
- レッグエクステンション(軽負荷)
大腿四頭筋を鍛え、膝の前面を安定化。 - ヒップアブダクション
中臀筋を鍛えて膝の内側への倒れ込みを防ぐ。
③ 腰椎(腰関節)を守るエクササイズ
- プランク・サイドプランク
体幹を安定させて腰の負担を減らします。 - ヒップリフト
臀筋を鍛え、腰を支える筋力を強化。

3. 関節に良い栄養素と食事の工夫
① コラーゲン
関節の軟骨や靭帯の主要成分。鶏の手羽先、魚の皮、ゼラチンなどから摂取できます。ビタミンCと一緒に摂ると合成が促進されます。
② グルコサミン&コンドロイチン
軟骨の修復・保護に関わる成分。カニやエビの殻、サプリメントから摂取可能。
③ オメガ3脂肪酸
炎症を抑える働きがあり、関節痛の軽減にも効果的。サーモン、イワシ、亜麻仁油などがおすすめ。
④ ビタミンD&カルシウム
骨密度を保ち、関節の安定性を高めるために重要。乳製品や魚、きのこ類、日光浴で補給。

4. 関節のケア習慣
- トレーニング後のストレッチやフォームローリングで柔軟性を維持
- 十分な休養日を取り、関節に回復の時間を与える
- 痛みを感じたら早めに医療機関で相談し、無理をしない
まとめ
- 関節を守るためには正しいフォーム・適切な負荷・ウォームアップが必須
- 関節周囲の筋肉を鍛えることで安定性が向上
- コラーゲン、グルコサミン、オメガ3などの栄養素を意識して摂取
- 継続的なケアと休養で長く健康な関節を維持できる
トレーニングは筋肉を大きくするだけでなく、関節のコンディションを整えることが成功のカギです。
怪我を防ぎ、長く運動を楽しむために、ぜひ今日から関節ケアを意識してみてください。
それでは、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
八王子 パーソナルジム MARBELL GYMでは、関節に優しいフォーム指導やケア方法までしっかりサポートしています。
安全かつ効果的に理想の体を目指しましょう!